TNパネルのゲーミングモニターはもう古い!
IPSやVAパネルはゲーミングモニター向けじゃないって?それはもう昔の話です。
久しぶりに最新モニターをチェックしていると以前では考えられない素晴らしいモニターがいくつも出ていました。
その中でも買って後悔のしない選りすぐりのモニターをご紹介いたします。
今回紹介するモニターの特長
- 27インチモニター
- 非光沢
- リフレッシュレート144Hz~ー
- WQHD(2560x1440)
個人的なポイントとしては、27インチモニターでFullHDでは物足りない、4kはやりすぎかなって方に非常におすすめなWQHD(2560x1440)っていうのがちょうどよいかなって思います。
映像もゲームも楽しみたい方向け
映像もゲームも両方のスペックを兼ね備えたモニターがLGから2019年9月頃に発売されました。ここで紹介するモニターは以下のような特徴があります。
特長
- (Nano)IPSパネルで応答速度1msに対応
- HDR10に対応
- リフレッシュレート144Hz対応
- FreeSync,,G-sync compatible対応
- 多様なゲーミング機能搭載
- 目に優しい「フリッカーセーフ」「ブルーライト軽減」機能搭載
映像もゲームもどちらのスペックを兼ね備えていることがわかりますね。
1ms NanoIPS UltraGear 27GL850-B

画面サイズ | 27インチ |
パネルタイプ | Nano IPS |
解像度 | 2560 x 1440 |
表示色 | 約10.7億色 |
輝度 | 350cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
応答時間(ms) | 1ms(GTG) |
色域 | DCI-P3 98% |
表面処理 | -- |
走査周波数 | 144Hz |
入力端子 | HDMI x2/DP x1 |
出力端子 | ヘッドホン端子 x1 |
その他端子 | USB3.0(アップストリーム x1/ダウンストリーム x2) |
Nano IPSパネルを搭載しています。また表面処理の記載はホームページにありませんでしたが、動画で確認したところグレア~ハーフグレアぽい気がします。
応答速度1ms、リフレッシュレート144Hzを実現した解像度2560x1440のゲーミングモニターで非常に優秀なモニターですね。
また、FreeSyncに対応しつつG-Syncも動作するG-sync compatibleにも対応している。もちろん「フリッカフリー」、「ブルーライト軽減」などのようなうれしい機能も多く搭載されています。
それにしてもTN/VAパネル搭載のゲーミングスペックに全く劣らず、むしろNano IPSパネル搭載で美しい映像表現に加え、FPS等のゲームに有利なスペックを備えたLGのモニターは、うれしい機能盛り盛りで言うことなしですね。
ポイント
ゲームに必要なスペック(1ms(GTG) 144Hz )を備えつつ、Nano IPSパネルを搭載しているのでDCI-P3 98%という色域をカバーしているのがすごい!
1ms IPS LG UltraGear 27GL-83A-B

画面サイズ | 27インチ |
パネルタイプ | IPS |
解像度 | 2560 x 1440 |
表示色 | 約10.7億色 |
輝度 | 350cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
応答時間(ms) | 1ms(GTG) |
色域 | sRGB99% |
表面処理 | ハーフグレア |
走査周波数 | 144Hz |
入力端子 | HDMI x2/DP x1 |
出力端子 | ヘッドホン端子 x1 |
その他端子 | -- |
27GL83A-Bは、さっき紹介した27GL850-Bの廉価版のような立ち位置のモニターになっています。
といってもスペックはさほど差がなく
- Nano IPSではなくIPS
- 色域がsRGB99%
- USB端子がない
くらいのもんです。
IPSパネルでも十分きれいですし、USB端子が不要という方には全然こっちでもアリですね。
この2つで約1万円の差がありますから。
ASUS TUF Gaming VG27AQ

画面サイズ | 27インチ |
パネルタイプ | IPS |
解像度 | 2560 x 1440 |
表示色 | 約1677万色 |
輝度 | 350cd/m² |
コントラスト比 | 1000:1 |
応答時間(ms) | 1ms(MPRT) |
色域 | sRGB 99% |
表面処理 | 非光沢 |
走査周波数 | 165Hz |
入出力端子 | HDMI2.0 x2/DP1.2 x1 |
内蔵スピーカー | 2W + 2W |
ASUSの「TUF GAMING」シリーズの初となるゲーミングモニターです。
IPSパネルを搭載しながらも、応答速度1ms、リフレッシュレート最大165Hzを実現した解像度2560x1440となっている。
FreeSyncに対応しつつG-Syncも動作するG-sync compatibleにも対応している。「フリッカフリー」、「ブルーライト軽減」のほかにゲーミング機能も多数搭載している。
HDR10にも対応ということで、どの程度までHDR10の良さを引き出せるか気になりますね。
ポイント
同じ「TUF GAMING」シリーズから32インチのゲーミングモニターも出ているが、スペックは割と異なっているので注意が必要。
例えば、32インチモデルでは曲面仕様でVAパネル(コントラスト比3000:1)、リフレッシュレート最大144Hz、インターフェースなどが異なっている。
あとG-sync compatible対応とは表記されていないのが気になります。
どちらかというとゲーミングスペックを求める方向け
どちらかというとゲーミングスペックを重視しているという方は、VAパネルのmsiモニターがぴったり。紹介しているのは、27インチの湾曲型ゲーミングモニターです。
特長
- 応答速度1ms
- リフレッシュレート144Hz
- コントラスト比3000:1
- FreeSync,,G-sync compatible対応
- >多様なゲーミング機能搭載
- >湾曲型モニター
LGモニターとの大きな違いは、VAパネルであること(コントラスト比3000:1)と湾曲型モニターであるというところ。
両方好みは分かれると思うが、コントラスト比3000:1というのは黒白の明暗の比が大きいということなので、メリハリのある画質が得られ文字や色がくっきりとするという利点があります。
湾曲型モニターのメリットとしては
- 目とモニターの距離が一定
- 画面の端が見やすく目が疲れにくい
といったようなものが挙げられます。
MSI Optix MAG271CQR

画面サイズ | 27インチ |
パネルタイプ | VA |
解像度 | 2560 x 1440 |
表示色 | 約1677万色 |
輝度 | 300cd/m² |
コントラスト比 | 3000:1 |
応答時間(ms) | 1ms(MPRT) |
色域 | NTSC 92%/sRGB 122% |
表面処理 | 非光沢 |
パネル表面曲率 | 1800R |
視野角 | 178° |
走査周波数 | 144Hz |
入力端子 | HDMI2.0 x2/DP x1 |
出力端子 | ヘッドホン端子 x1 |
その他端子 | USB2.0 Type A x2/USB2.0 Type B x1 |
VAパネルを搭載していて、表面処理はアンチグレア。VAパネルを搭載しているということで、コントラスト比3000:1を実現し、黒色が非常にきれいに再現されているのが特徴。
応答速度1ms、リフレッシュレート144Hzを実現した解像度2560x1440のゲーミングモニターとしては十分なスペックを備えています。
同様に、FreeSyncに対応しつつG-Syncも動作するG-sync compatibleにも対応している。「フリッカフリー」、「ブルーライト軽減」などのような便利な機能が搭載されています。
MSI MPG27CQ

画面サイズ | 27インチ |
パネルタイプ | VA |
解像度 | 2560 x 1440 |
表示色 | 約1677万色 |
輝度 | 400cd/m² |
コントラスト比 | 3000:1 |
応答時間(ms) | 1ms(MPRT) |
色域 | NTSC 100%/sRGB 115% |
表面処理 | 非光沢 |
パネル表面曲率 | 1800R |
視野角 | 178° |
リフレッシュレート | 144Hz |
入力端子 | HDMI x2/DP1.2 x1 |
出力端子 | ヘッドホン端子 x1/マイク端子 x1/オーディオコンボ端子 x1 |
その他端子 | USB3.1 Gen1 Type A x2/USB3.1 Gen1 Type B x1 |
特長
- 最大輝度400cd/m²
- フロント面にLED搭載
- ACアダプター
- USB3.1 Gen1対応
- オーディオ端子が充実
フロント面にLEDが搭載されているため好みが分かれそうですね。(さすがにOffにできると思いますが)MAG271CQRが内蔵アダプターであるが、MPG27CQはACアダプターが必要。
USB端子やオーディオ端子が必要かどうかは個人によると思います。
さらにゲームスペックを求める方
ゲーミングモニターなんだから映像よりゲーミングスペックが最重要という方はこちらの記事がおすすめ。ここで紹介したモニターよりもリフレッシュレートが圧倒的に高いです。