Oculus Quest 2はスタンドアローン型で本体のみで遊ぶことができますが、PCと接続を行えばPCのパワーを使うことでより滑らかで高画質なゲームで遊ぶことができます。
公式の「Oculus Link」を使えばPCVRをすることができますが、これは有線オンリーとなっています。折角なら無線で遊びたいという方向けに「Virtual Desktop」とアプリを使って無線PCVRを実現できます。
導入する前に準備するもの
これがあれば大丈夫です。
- GPU搭載の高スペックPC
- Wifi環境(Wi-Fi 6推奨)
Quest 2側の準備
Quest 2ではVirtual Desktopをインストールして終了です。
▼ VR内もしくはスマホアプリのOculusストアでVirtual Desktopを購入し、インストールを行います。
スマホ側の準備
スマホ側ではOculus Quest 2を開発者モードをONにしておきます。
▼ Oculusアプリを開いて設定からその他の設定を選択します。
▼ 開発者モードを選択します。
▼ 開発者モードをONにします。
PC側の準備
PC側では、Virtual DesktopでSteamVRをできるようにするため、パッチをインストールする必要があリます。なので「Virtual Desktop Streamer」「SideQuest」「開発者用のAPK」のダウンロードを行いゴニョゴニョしていきます。
▼ 公式サイトから「Virtual Desktop Streamer」をインストールします。
▼ Oculus Usernameに名前を入力しSaveをクリックします。
▼以下のURLからOculusの開発用のアカウントを作成します。
▼ ログインできたら左のダウンロードを選択します。
▼ 「Native Mobile」を選択します。
▼ 「Oculus ADB Drivers」を選択します。
▼ 「Oculus ADB Drivers」をダウンロードします。
▼ ダウンロードしたファイルから「android_winusb.inf」を右クリックしてインストールします。
▼ 以下のURLからSideQuestをダウンロードします。

▼ SideQuestをインストールしたら、Oculus Quest 2をPCに接続します。接続したらQuest 2側でポップアップに同意するとSideQuestの左上のマークが緑色になります。
▼ SideQuestでVirtual Desktopを検索し、INSTALL TO HEADSETを選択してパッチをインストールしたら終了です。
SteamVRをインストール
▼ PCのSteamでSteamVRをインストールします。
全ての準備が終わったら
既に準備は完了したので、Oculus Quest 2でVirtual DesktopからPCでSteamVRを起動できるようになっています。一度SteamVRを起動すれば次回からSteamを立ち上げることなくゲームプレイが可能になります。
▼ 初めはSteamの右上にあるVRボタンからSteamVRを起動することができます。
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