Python

深層学習を用いて画像判定AIを作ってみよう。(その2画像収集)

2018年11月9日

画像判定するということで、大量の画像データが必要になります。

そこで、google画像検索から、大量の画像を手作業でダウンロードしていくと非常に時間がかかり面倒なので、プログラムを通して一気に何百枚、何千枚とダウンロードできるようにしていきます。

ここで、Flickrを利用して画像をダウンロードしていきます。

手順

  • FlikcrのAPIキーの取得
  • Flickrapiパッケージ
  • 画像の保存

画像収集

FlickrのAPIキーの取得

The App Gardenの下にある"Create an app"をクリックしましょう。

以下のように、Flickrのサービスを使うのに、Yahooアカウントが必要となります。なければ無料なのでアカウントを作りましょう。

ここでは、非商用か商用かを選択するので、非商用を選んでおきましょう。

すると下のような画面になると思います。"What's the name of your app?"では、どんな名前のアプリを作っているかということを聞いているので、"Image classfication"のように画像判別とでも書いておくと良いと思います。

次にその下の"What are you building?"では、何を作っているのか詳細を書いてくれということなので、"I create image classfier"のように画像判別機を作っていますと言っておけば良いと思います。一文で全く問題ありません。

そしたら下のチェックを入れてSubmitしましょう。

すると、KeySecretの2つのコードが表示されていると思いますので、後で使うのでこれをメモしておきましょう。

Flickrapiパッケージのインストール

次に、Flickrapiパッケージを実行環境にインストールします。

コマンドプロンプトを開いて、以下のようにインストールしましょう。

"conda info -e"とすることで、anaconda3に作った実行環境名を調べることができるので、用いる環境名を確認しましょう。

続いて"activate 環境名"とします。(macOS,Linuxでは"source activate 環境名"としましょう。)

"pip install flickrapi"としてFlickrapiをインストールしましょう。

画像の保存

インストールができたら、Flickrから画像をダウンロードしていくためのプログラムを書いていきます。以下のプログラムで、key,secretには、flickrapiで取得したものを入れてください。

上のようなプログラムを保存し、また画像を保存するためのフォルダを作っておきます。

さらに、下のようにimageの中に画像を保存するフォルダを作っておきます。(imageというフォルダ名を他の名前に変更すると他のプログラムの実行時に影響が出ます。)

コマンドプロンプトで、"activate 環境名"としてから、上のファイルのあるディレクトリに移動し、"python image_download.py 保存するフォルダ名 画像名"として実行すれば、を保存することができます。上の画像と同じようにするならば、"python image_download.py tiger tiger"となります。

他にも別の動物の画像を保存しておきます。画像の種類はいくつでも良いですが、今回は以下の3つだけ用意しておきます。

これで画像を保存することができましたが、画像判別に用いるため画像を数値化していきます。

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