
iOSデバイスの不具合が起きたとき,バックアップが残っていればiTunesで簡単に戻すことができますが,バックアップが残っていないと復元することは難しいです.このようなトラブルを「Dr.Fone - iPhone起動障害から修復」が解消してくれるみたいです.
障害修復ツール Dr.Fone
Wondershare Dr.Foneとは
「Wondershare Dr.Fone」は,iPhoneやAndroid端末の様々なトラブルを解決する便利な機能をいくつも提供してくれています.機能は大きく2つに分かれていて,スマホ端末のあらゆるトラブルを解決する「Dr.Fone Suite」とGPSの位置情報を変更する「Dr.Fone - GPS変更」があります.
今回は「Dr.Fone Suite」に含まれている「起動障害から修復」の機能について見ていきます.

「起動障害から修復」でできること

あらゆる不具合の解消
例えばiOSデバイスの不具合として,下のような不具合を解消することができます.
- リカバリーモードのフリーズ
- DFUモードのフリーズ
- ロゴ画面でのフリーズ
- ブラックアウト
- iOSデバイスのブートループ
- iOSデバイスのフリーズ
- iPhoneの再起動ループ
- その他の不具合...
データを消去せずに解消
初期化を行うような復元方法だとデータが消去されてしまいます.「Dr.Fone」では,スタンダードモードを使うことでデータを消去せずに不具合を解消できる可能性があります.

iOSのダウングレード
iTunesを使ってiOSをダウングレードするのは非常に面倒ですが,「Dr.Fone」では目的のファームウェアを選択することで簡単にダウングレードができます.

実際に修復してみる
▼ まずデータを消去せずに修復する「スタンダードモード」選択します.その後,スタンダードモードで修復できなければアドバンストモードを選択するようにします.

▼ 次に,画面の指示に従い「リカバリーモード」を起動させます.リカバリーモードが起動できなければDFUモードを起動させます.

▼ デバイスを修復するためにファームウェアをダウンロードし,ファームウェアパッケージを選択します.

▼ いますぐ修復を選択すると,修復が開始されます.


▼ 修復が終わったら次のようになります.もし修復できていなかったら,アドバンストモードで試していきます.(今回は特に問題なく終了しました)
他機能について
今回は「Dr.Fone – iPhone起動障害から修復」について見ましたが,「Dr.Fone」には他にも多くの機能を追加することができ,様々な機能が一つの画面に集約されています.

- データ復元:デバイスから消えたデータを復元
- スマホ管理:デバイスPC間でデータを自由に転送
- WhatAppデータ転送:SNSアプリのデータを転送&バックアップ
- パスワード管理
- ロック解除:ロック画面の解除&iCloud IDの解除
- データ移行:簡単にスマホのデータを他のスマホに移行
- データのバックアップ:デバイスデータのバックアップ&復元
- データ消去:デバイスのデータを完全消去
- GPS変更:位置情報の変更
まとめ
この「Dr.Fone – iPhone起動障害から修復」は様々な不具合を解消することができるみたいですが,実際に不具合が解消できるかは試してみないとわからないという部分もあると思います.なので,一度無料版で不具合が検出できるかをやってみて,検出できれば有料版で不具合を解消するという流れが良いかと思います.