
今回はパーティション管理を行うためのツールとして,「MiniTool Partition Wizard 無料版」を使用させていただきました。「MiniTool Partition Wizard 無料版」のパーティション機能について詳しくみていこうと思います。
はじめに「MiniTool Partition Wizard 無料版」を使ってみて良かったところを紹介したいと思います。
- パーティション/ディスク管理の基本的な機能が揃っている。
- インタフェースが簡単で初心者でも扱える。
- 操作適用後のプレビューを見ることができる。
- パーティション以外にも様々な機能がついている。
▶︎ Windows10にあるディスク管理の標準ツールと比べて、基本的な機能はもちろん他にも多くの機能を備えている。
▶︎ インタフェースや操作方法を含めて「MiniTool Partition Wizard 無料版」の方が断然使いやすい。
▶︎ あらゆる操作で適用した後の状態を確認することができるので安心感がある。
▶︎ ディスクベンチマークやサーフェステスト、使用状況分析のようにディスク/パーティション状況を全面的に診察診断する機能がある。
MiniTool Partition Wizard
▼基本的にはこのような画面で操作を行いますが、パーティション管理では目的のパーティションを選択し左メニューから操作を選ぶ形となっています。

パーティションの新規作成
パーティションの新規作成は未割り当て領域に対して新規ボリュームの作成を行います。パーティションを作成し、一つのハードディスクでOSと個人データの2つのパーティションに分割することで、OSがクラッシュした際に個人データが失われる可能性が低くすることができます。
▼未割り当て領域を選択し、左メニューからパーティションの作成を行います。

▼まずパーティションの設定を行いますが、よく分からない人は基本的には全てデフォルトのままでOKです。設定に関しては後に変更することも可能です。

▼「MiniTool Partition Wizard」では全ての操作に関して,適用される前に操作後の様子を確認することができます。大丈夫であれば左下の適用をクリックします。

パーティションの分割/結合
パーティションの分割では、1つのパーティションを2つのパーティションに分割することができます。パーティションの結合では、隣り合った2つのパーティションを統合します。パーティションの結合にはNTFSファイルである必要があるので、予めFAT等からNTFSに変換しておく必要があります。
▼目的のパーティションを選択し、左メニューからパーティションの分割を行います。

▼分割するパーティションのサイズや位置を設定することができます。

▼目的のパーティションを選択し、左メニューからパーティション結合を行います。

▼拡張を行うパーティションを選択します。

▼拡張を行うパーティションの隣接しているパーティションを選択し,パーティションを結合します。

パーティションの移動/サイズ変更
パーティションの位置を移動させたり、サイズを拡張/縮小します。
▼目的のパーティションを選択し、左メニューからパーティション移動/サイズ変更を行います。

▼選択したパーティションのサイズ変更やドラッグすることで移動を行います。

パーティションの拡張
移動/サイズ変更では隣接している未割り当て領域を利用しますが、拡張機能では隣接していない領域からパーティションを拡張することができます。
▼目的のパーティションを選択し、左メニューからパーティション拡張を行います。

▼他パーティションの空き領域や未割り当て領域を利用し、パーティションを拡張します。

パーティションのコピー
パーティションのコピーでは、パーティションの中の全てのデータを未割り当て領域にコピーされます。ファイルを直接コピーするよりも時間がかかりません。
▼目的のパーティションを選択し、左メニューからパーティションコピーを行います。

▼パーティションのコピーは未割り当て領域を利用し、パーティションをサイズ変更しコピーします。

その他のパーティション機能
▼パーティション機能には先に紹介したものだけでなく下のような機能があります。パーティション管理に関する基本的な機能は揃っています。

まとめ
今回パーティション管理で「MiniTool Partition Wizard 無料版」を使ってみたわけですが、Windows10の標準ツールと比べて断然使いやすいことがわかりました。
なんといっても「MiniTool Partition Wizard 無料版」は、フリーソフトウェアで基本的な機能は備わっていますのでパーティション管理を行う際には非常に役立ちますね。
気になった方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。